2012年1月26日木曜日

パニック障害に効く脳トレ

昨日のNHKの「あさイチ」でパニック障害について特集していた。いつも何か心配なことがあって心から離れないってことは、健常な人でもあると思う。
そんな時の脳トレを紹介していたのが、とても興味を引いた。

1 目を閉じて、小川が流れている情景を思い浮かべる。
2 その小川に葉っぱがヒラヒラと浮かんでいる様を想像する。
3 嫌なことや、心配になっていることをその葉っぱのひとつひとつにのせて、流してしまおう。

一日一回、15分ぐらい、そんな感じで瞑想すると、だんだんとポジティブに心をコントロール出来るというもの。

その番組を見ていて思い出したことがある。以前、自己啓発のようなワークショップに参加した時、(怪しいものではありません。)30人くらいの参加者ひとりひとりにオレンジを一つずつ渡され、まずはそれを良く観察する。

1 このオレンジは自分のもの、と分かるように特徴を探す。例えば、デコボコしているとか、傷がある とか。ほかのオレンジより色が濃いとか。
2 参加者全員が自分のオレンジを確認したら、一か所にまとめて全員のオレンジを置く。自分のオレ ンジの所在をしっかりと確認しておく。
3 遠くから見つめていても自分のオレンジが何処にあるか分かる。
4 ここで、心の転換を行う。つまり、たくさん有るオレンジは全部同じようなオレンジ、ただのオレン  ジ、と意識を変える。もうそこには自分のオレンジは無い。つまり、自分のオレンジのことを忘れる。
5 しばらくしたら、また自分のオレンジを目で追って探しだす。「あ~、あった。アレが私のオレンジ」 っていうように。

小川の脳トレもオレンジのトレーニングも、執着する心を解放す訓練だ。しかも問題からの逃避ではない。そう、考えれば、昨夜おじいちゃんがオシッコまみれで着替えやら、洗濯やら大変だったことなんて、どうってことは無い。ただ、ワイドハイター入れて洗濯すれば、済むこと。


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